先日、山形の花笠まつりを見に行きました。
3日間続くお祭りの最後の日で、3日目にしてやっと晴天になったとのことでした。
たくさんの団体が、コスチユームや踊り方に工夫を凝らし特色を出します。大通りにあるキャッスルというホテルの近くから市役所まで花笠音頭に合わせて踊りながら歩みを進めて行きます。目の前で見ると迫力はすごいものがあります。
山形には、私が6年間過ごした医科大学があります。生まれ育った場所から離れて暮らすことになかなか馴染めずしんどい6年間でしたが、そのおかげで医師免許が取れました。年月が経った今では、第二の故郷と思えるようになっています。
夜遅く山形に着き一泊し、翌朝10時ころから車を借りて山寺に行って上まで1070段の階段を登り、そのあとで蔵王のロープウェイに乗り、温泉大浴場に入り、最後はお祭りの見学という、ハードスケジュール。汗がだくだくで反対に気持ちが良いぐらいになりました。
つくづく思うのは、都会と違い、あまり競争原理が働いていないというか、商売人もそんな儲からなくても、というような雰囲気があるということです。地方都市で暮らすのは村社会からくる難しさのようなものもありますが、ほっとするところもやはり感じます。
また、山形へ遊びに行きたい。医者になろうと勉強していたころの初心を知らぬまに再確認しているような気もします。